例年と同じく、

いや例年にも増して大会作品を作りあげるのはまことに苦難の連続であるけれど、

この状況下でなんとかここまでたどり着きました。

つまり、作品が形となって、実際に今日、踊ることが出来たということであります。

正直申しますと

この作品、この道行はなかなかよいな、と思います。

一条らしい、一条にしかないであろう、フィロソフィーを間違いなく内包し一貫しております。

ここまでのマイルストーンをさらに積み上げてゆく、たくましさを感じますな。

まぁしかし、練り上げ、磨き上げ、叩き込んで、さらによいものにしていかねばなりませぬ。

ここからもまた、一条ならではストリートをただ独り、歩んでいくのみやな。

犀の角のようにただ独り歩め、と言うブッダの言葉を信じて。